チューリップって撮るの難しい… なんかコツない?
任せて!チューリップ撮影のコツを紹介するよ!
春は桜だけじゃなくチューリップもキレイですよね。でもチューリップって意外と写真に収めるが難しいと感じたことがありませんか?
今回は、そんな意外と難しいチューリップの写真をきれいに撮るコツをご紹介します。
撮影後さらにきれいに見せるための編集方法も合わせてご紹介します!
- チューリップのきれいな撮り方
- チューリップのきれいな画像編集
撮影技法
チューリップ撮影の構図
チューリップは積極的に縦位置で撮る!
一眼レフ(ミラーレス)カメラを始めたばかりだと、とりあえず横でそのまま構えてシャッターを切ってしまいがちです。
もちろん、横位置でもきれいに撮れますが、背景に人が入ってしまったり、何が主題か分かりにくいありきたりな写真になりがちです。
それを回避するために、積極的に縦位置でカメラを構えて撮ってみましょう。
一眼レフ(ミラーレス)カメラの魅力でもあるきれいなボケを利用して、縦位置で主題をはっきりさせて撮影しましょう。
前ボケ・主役・後ボケの3分割で主題を際立出せる。
上の写真のように前後のボケを入れることで、赤のチューリップがより際立ち、主題であることが分かります。
ただチューリップを撮るのではなく、このチューリップを主役にしようと決めて、そのチューリップが際立つようにフレームに収めるのがコツです。
ローアングルで撮る
多くの人がやってしまいがちですが、立ったまま見下ろすように撮影をすると、花壇の土など余計なものが写ってしまうので、しゃがんでカメラの位置を低くしながら撮るときれいに撮れます。
特に空を入れる場合は、光の向きに注意しましょう。
ピント合わせ
チューリップを撮るときに意識すべきはピント合わせと被写界深度(ピントの合う具合)です。
F値が大きすぎると背景がうるさくなってしまうので、できるだけ小さな値で撮るのがおすすめです。
もちろん、広角レンズで全体にピントを合わせる場合はF値を大きくしましょう。
【背景をボカしたい時】
F値 最小〜5.6
【全体にピントを合わせたい時】
F値 8〜16
カメラ設定の基本を知りたい方は次の記事も要チェック!
レンズ
望遠レンズ
密集して咲いているチューリップは広角レンズで撮るといまいち何が主題かわかりづらく、撮影にはコツが要ります。
一方で、望遠レンズで撮ると、主題がはっきりするため、分かりやすくきれいな写真を撮ることができます。
望遠レンズと言っても望遠ズームのキットレンズでも充分撮れますよ。
\ 筆者愛用のレンズ /
マクロレンズ
近くまでぐっと寄れるマクロレンズは一本あるとチューリップに限らず、花の撮影の幅が広がります。
夜露に濡れた花びらや葉っぱの雫などにクローズアップしてみるのも新鮮で面白いですよ。
\ 筆者愛用のマクロ /
チューリップ撮影のまとめ
- しゃがんでローアングルで撮る
- 望遠レンズ/マクロレンズを有効活用
- 縦位置で撮る
- F値 最小〜5.6
- シャッター速度 1/250以上
- ISO AUTO
編集方法
今回のレタッチにはプロの写真家も使っている画像編集ソフト「Lightroom」を使用します。
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写真の記録形式はRAWにしておくと、編集の幅が広がります。
JPEGとRAWの違いについてはこちら!
風景写真のレタッチを最初から学びたい人はこれも要チェック!
ハイキー
露光量 白飛びしない程度に上げる
ハイライト -100
シャドウ 0
白レベル -100
黒レベル +100
黒レベルを上げることで春らしいふんわりとした感じに仕上がります。
最終的な全体の明るさは露光量で調整しましょう。
ローキー
黒レベルを下げることで落ち着いたカッコよさが出ます。
どちらが正解というわけではなく、自分のイメージにあった編集をするのがとても楽しいですね。
露光量 0
ハイライト -14
シャドウ +100
白レベル 0
黒レベル -91
最後に
今回紹介した撮影方法、編集方法を参考にして、自分の好きなイメージに合わせたチューリップ撮影を楽しんでくださいね!