【SNS映え】失敗しないリフレクション写真の撮り方と編集方法

リフレクション
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まるで鏡に反射したように見える幻想的なリフレクション写真はSNSなど話題になっていますね。

一見難しそうに見えますが、条件とコツを押さえれば、カメラ初心者の方でも簡単に撮ることができます。

リフレクション写真の撮り方をマスターしましょう!

この記事を読んで分かること
  • リフレクション写真の撮り方
  • リフレクション写真のコツ(カメラの設定)
  • リフレクション写真の編集方法
  • リフレクション写真に必須なアイテム
この記事を書いた人
  • Canon EOS R5愛用📸
  • キヤノンフォトコンテスト入賞🏆
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目次

リフレクション(鏡面反射)

リフレクション(Reflection)とは、英語で「反射」を意味します。

まるで鏡のように反射した様子はとても印象的ですよね。

下の写真は朝の富士山が湖に反射するように撮った写真です。

これはすごい!
どうやって撮るの??

モンテ

リフレクション写真のコツをこれから説明するよ!

Canon EOS R5
SS:1/640, F値:f2.8, ISO:50, 焦点距離:50mm, 絞り優先AE
(Lightroom CCにて編集)

撮影のコツ

Canon EOS R5
SS:1/3, F値:f2.8, ISO:200, 焦点距離:24mm, 絞り優先AE
(Lightroom CCにて編集)

リフレクション写真で大切な点は、4つ!

  1. 場所選び
  2. 撮影条件
  3. 構図とポシション
  4. カメラ設定

それぞれ意識する点を見ていきます。

場所選び

リフレクション写真を撮る上で最も大切なのは、場所選びです。

反射する場所は意外と私たちの身近にあるので、それを見つけるのが大切です。

水面(湖、池、水溜り)

まずは、定番の水面です。

Canon EOS R5
SS:13秒, F値:f14, ISO:250, 焦点距離:24mm, マニュアルモード
(Lightroom CCにて編集)

上の写真は、庭園の雪吊りのライトアップが池の水面に映っている写真です。

水面を見つけたら、「何か反射しているものないかな?」と考えてみるクセをつけるといいかもしれませんね。

水面であれば、光の加減次第で反射するので、水溜りなどでもOKです。

Canon EOS R5
SS:1/640, F値:f2.8, ISO:50, 焦点距離:50mm, 絞り優先AE
(Lightroom CCにて編集)

上の写真は、雨上がりの東京駅を夜に撮影したものです。

駅のライトアップが綺麗に反射していますね。

光沢のあるもの(石などもOK)

Canon EOS R5
SS:1/80, F値:f8, ISO:250, 焦点距離:70mm, 絞り優先AE
(Lightroom CCにて編集)

リフレクション写真が撮れるのは、水面だけではありません。

上の写真は、夕日と人物を手前にあった石に反射させています。

光沢のあるものであれば反射するので、極端に言えば、ツヤツヤした机や下敷きなどなんでもOKです。

身の回りにあるもので、光沢があり反射しそうなものを探してみるといいですね!

撮影条件

綺麗にリフレクション写真を撮るには、撮影可能な条件を見ておくことが大切です。

1つ目には、風がない、もしくは少ない時を狙うこと

風があると、水面が波立って綺麗に反射しません。

風が少ない時間を選んだり、時には風が止むまで、根気強く粘ることも必要です。

Canon EOS R5
SS:1/1000, F値:f8, ISO:100, 焦点距離:35mm, 絞り優先AE
(Lightroom CCにて編集)

上の写真は、浜にできた大きな水溜まりに人物と夕日を反射させたものです。風が強い時もありましたが、何度も挑戦することで、綺麗に撮ることができました。

構図とポシジョン

実際に撮るときのコツは写真の構図とカメラのポジションです。

2分割構図

Canon EOS R5
SS:1/6, F値:f8, ISO:320, 焦点距離:39mm, 絞り優先AE
(Lightroom CCにて編集)

2分割構図とは、上下または左右を半分に分けて撮影する構図です。

山と空を2等分したり、道路とビルを分けてみたり、風景写真ではよく使われる構図です。

水平を意識することでバランスの良い写真になります。

水平の大切さは、以下の記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください。

フレーミングについては、こちらの記事で紹介していますので、併せてご覧ください。

カメラポジション

綺麗に反射させるには、カメラのポシジョンも大切です。

リフレクション写真のカメラポジション

上の図のように、カメラの構える位置によって、撮れる写真が全然異なります。

高い位置で撮ると、なかなか綺麗に反射が撮れません。

水面のギリギリまでカメラの位置を下げて撮るのがコツです。

カメラを落とさないように注意!!

ローアングルで撮る時には、バリアングルのモニターのカメラがおすすめです。

カメラ設定

リフレクションのおすすめ撮影設定はこちら!

F値(絞り):8〜14

SS(シャッター速度):1/100以上

ISO(感度):Auto

F値(絞り)は、全体にピントを合わせたいので、f8〜14と大きくします。

もちろん、開放値でも一眼レフカメラらしい雰囲気が出るので、好みで変えましょう。その時は、ピントを被写体に合わせましょう。

SS(シャッター速度)は、水面がぶれないように、できるだけ早くします。ただし、被写体が動かない場合や風がない場合は、長秒露光にしても、幻想的な写真が撮れるのでOKです。

慣れないうちは、絞り優先モードが便利です!

以下の記事を参考にしてください。

編集方法

編集方法を見ていきましょう。

編集はAdobe Lightroom CCを用いて行います。

\まずは無料で体験してみる!/

また、編集の自由度を上げるためには、撮影時にJPEGではなく、RAWで撮っておくと良いです。

JPEGとRAWの違いはこちらからどうぞ!

Adobe Lightroom CCの基本補正

編集前の写真は、のっぺりとした写真だったので、インパクトのある写真にするために、コントラストを上げ気味で、印象に残る写真に仕上げました。

下の写真のバーを移動させて編集前と後を見比べてみましょう。

左:編集前
右:編集後
Canon EOS R5
SS:10秒, F値:f14, ISO:200, 焦点距離:31mm, マニュアルモード
(Lightroom CCにて編集)

反射する水面や水溜りなどに余計なものが写っている場合は、黒レベルを下げることで、あえて黒つぶれさせて、消すこともできます。

常に無駄な部分は入れないように意識するのが大事ですね。

風景のレタッチ術は以下の記事でも紹介しています。

無料でDLできる写真も用意していますので、参考にしてください。

おすすめアイテム

最後におすすめアイテムを紹介します!

三脚

ブレずに写真と撮るには三脚がおすすめです。

特に長い時間シャッターを開ける長秒露光をする際には必須です。

リフレクション写真を撮る際におすすめなのはこちらです。

ローアングルで撮ることの多いリフレクション撮影にはとても便利です。

ミニ三脚なので、持ち運びも気軽にできますね。カメラバッグに忍ばせておきたいアイテムです。

C-PLフィルター

C-PLフィルターとは、偏光フィルターとも呼ばれ、カメラのレンズに取り付け、くるくる回すことで、光の加減を調整できるものです。

これがあると、水面の映り込み加減を自由自在に調整することができるので、ぜひ持っておくと便利です。

おすすめは、こちらのフィルター!

フィルターのサイズがお持ちのレンズに合うか確かめてください!

まとめ

リフレクション写真は、ひと目見ただけとても印象に残る写真です。

今回紹介した撮影と編集のコツを覚えて、ぜひ綺麗なリフレクション写真を撮ってみてくださいね。

筆者が撮ったリフレクションのギャラリーも参考にご覧ください。

リフレクション

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