全然きれいに桜撮れないんだけど、コツある?
任せて!
今回紹介するコツを掴めば、すぐにきれいに撮れるようになるよ!
春といえば、桜!
一眼レフ・ミラーレスカメラを使ってきれいに撮りたいけど、なかなかうまくいかないものです。
そんな方は今回紹介するコツをしっかりと押さえて、桜の撮影に臨んでくださいね!
- 桜をきれいに撮るためのカメラ設定
- 桜をきれいに撮るための構図
- 桜をきれいに見せるための編集
撮影方法
桜の木全体を撮る場合
マニュアルモード
焦点距離 16~35mm(超広角~広角レンズがおすすめ)
シャッター速度 1/200~1/500
F値 5.6~10
ISO オート
レンズは桜全体を写したいので、超広角か広角レンズがおすすめです。
春は風が強く吹いている場合が多いので、シャッター速度は少し速めにしてブレを防ぎましょう。
一回撮ってみて、再生画面で拡大してブレていないかチェックすることが大切です。
F値は、ある程度全体にピントを合わせたいので、大きくして5.6~10にしましょう。あまり上げ過ぎると画質が悪くなるので注意!
ISOは状況に応じてカメラ任せでOKです。
F値・シャッター速度・ISO感度って何?という方は以下の記事を参考にしてくださいね。
主題・副題を明確にする!
桜の木全体を撮るだけでももちろんキレイですが、主題と副題を明確にすることで、より写真が魅力的なものになります。
この写真では、桜が主題で、菜の花の黄色や空や川の青色が副題となっていることで、桜がより際立ちます。
人物と桜の場合、木の中央に人物を配置(日の丸構図)し、桜をぼかすことで桜を副題にすることもできます。
構図に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
桜の花びらを撮る場合
マニュアルモード
焦点距離 70~200mm(標準~望遠レンズがおすすめ)
シャッター速度 1/200~1/800
F値 5.6〜8
ISO オート
桜の花びらを撮る場合は、70~200mmの焦点距離がおすすめです。
標準ズームレンズの場合は、一番望遠側にして撮りましょう。
100mmのマクロレンズがあるとさらに花びらに近寄って拡大して撮れますよ!
\ RFシステムをお使いの方はこちらがおすすめ!/
花びらのみを撮る場合のシャッター速度は、近寄る分ブレやすくなるので、全体を撮る時より速めに設定しましょう。
風があるかどうかにもよりますが、1/200~1/800が目安です。
ISOは状況に応じてカメラ任せでOKです。
露出補正をプラスにする!
桜の花びらのみを撮ると、白の部分が多いため、カメラは自動的に「これだと明るすぎるから暗くしよう」としてしまいます。
いざ撮った写真を見てみると暗い仕上がりになっていることが多いのは、これが原因です。
それを防ぐために、露出補正をプラスにしてあげることで見たのと同じ明るさで撮ることができます。
上げ過ぎて白飛びしないように注意しましょう!
「白飛び」については、以下の記事で詳しく説明しています。
編集方法
今回のレタッチにはプロの写真家も使っている画像編集ソフト「Lightroom」を使用します。
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写真の記録形式はRAWにしておくと、編集の幅が広がります。
JPEGとRAWの違いについてはこちら!
幻想的に仕上げる
露光量 +0.5
コントラスト +5
ハイライト −77
シャドウ +40
白レベル +14
黒レベル +79
テクスチャ 0
明瞭度 −5
かすみの除去 +13
自然な彩度 +14
彩度 +5
黒レベルとシャドウを上げることで、アニメのようなポップな感じになります。
また、明瞭度を少し下げることでふんわり感が出て幻想的に仕上がります。
大事なことは自分のイメージに合わせてLightroomで色々と試してみることです。
風景写真のレタッチは以下の記事で詳しく解説しています。
シネマ風に仕上げる
【プリセット】スタイル:シネマII CN18を適用
露光量 +0.85
コントラスト +7
ハイライト −100
シャドウ +33
白レベル −100
黒レベル +100
テクスチャ −5
明瞭度 −14
かすみの除去 +8
自然な彩度 0
彩度 0
今回は、LightroomのプリセットのCN18を適用してみました。
こうすることで、映画のワンシーンのような色合いになります。
編集が難しいと思ったら、まずはプリセットを使うだけでも、面白いですよ。
まとめ
今回は、桜のきれいな撮り方についてご紹介しました。
春はやっぱり桜を撮りに行きたいですよね!
ぜひ、コツを押さえてきれいな写真を撮ってみてください!