動物撮るのって難しい…
何かコツない?
大丈夫!4つのコツで動物写真はきれいに撮れるよ!
- 愛犬をうまく撮りたいけど、なんかブレちゃう
- 動物を撮ろうとすると、いつもピンと外しちゃう
- とにかくリアルに撮りたい!
動物の写真に関する疑問を解決しながら、
カメラの設定と動物の写真を撮る上でのコツを4つご紹介します。
意外と簡単なので、やってみてくださいね。
シャッター速度(露光時間)
まず、動物の写真を撮る上で一番大事なのは、シャッター速度です。
動物写真を撮る上で、失敗する多くの原因はブレです。
ここで言うブレとは、撮影者の手ブレではなく、動物が動くことによる、いわゆる被写体ブレのことです。
さて、ここで一つ問題です。
動物写真を撮る時のシャッター速度は速い方か遅い方かどちらがいいでしょう?
- シャッター速度とは
-
シャッターが開いている時間のことを指します。
シャッター速度1秒なら、1秒間に動いたものが記録されます。
シャッター速度が1/2000秒なら、1/2000秒の間に動いたものが記録されます。
つまり、動きが速い動物をブレずにピタッと写真に収めるには、シャッター速度を速くする必要があるのです。
走っている動物であれば、1/1000秒を目安にするとよいでしょう。
次の表を参考にしてください。(SS=シャッター速度)
動物の様子 | 止まっている | 歩いている | 走っている | 飛んでいる |
SS | 1/250 | 1/500 | 1/1000 | 1/1200 |
お使いのカメラにスポーツモードなど連写に適したモードがあれば、そちらを使うのもアリです!
また、オート撮影ではなく、シャッタースピード優先モード(Tvモード)にしておくと便利です。
シャッター速度優先モードにして、状況に合わせてスピードを変更しよう!
撮影モードについては、詳しくこちらの記事で書いています。
ドライブモード
さて、シャッター速度について理解したら、次はドライブモードについてです。
これは、シャッターの切り方についての設定です。
お使いのカメラの設定に1コマ撮影(単写)、連写、2秒タイマーなどといった項目があると思います。
普段は1コマ撮影で構いませんが、動物の写真を撮る時は、連写モードにしましょう。
そうすることで、シャッターボタンを押している間は連続で撮影ができます。
もちろん1秒あたりに撮影できるコマ数はカメラによって異なるのでスペックは説明書を御覧ください。
連写モードでシャッターチャンスを逃さない!
フォーカスモード
続いて説明するのは、オートフォーカスの設定です。
お使いのカメラによっても名称は多少異なりますが、フォーカスモードにAF-S、AF-Cといった項目があると思います。
これは撮影する被写体に応じてピント合わせ方を変えてくれる機能です。
AF-Sは止まっているものを撮影するモード(風景など)
AF-Cは動いているものを撮影するモード(人物、動物、鉄道など)
この設定をAF-Cにしておくことで動きの速い動物でもピントを外さず合わせることができます。
ピント合わせはAF-Cで素早い動きにも対応!
ポジションとアングル
最後に、ご紹介するのはポジションとアングルです。
そもそもポジションとアングルって何?という方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
動物を撮影する際は、どうしても上から見下ろすアングルだと、ありきたりになりがちです。
動物と同じ目線もしくは、動物よりも下から撮ってみると臨場感があってリアルに撮れます。
もちろん、上から下に向かって撮ることが悪いことではありません。
上から見下ろすアングルだと、ペットなど自分に懐いてくれている感じが出せます。
また、よく動物園等では柵があってうまく撮れないことがありますよね?
そのような場合には柵にレンズをくっつけることで、柵がボケてあたかも無いように写すことができます。
撮りたいイメージに合わせてポジションとアングルを決めよう!
まとめ
動物の写真のポイントはこの4つ!
- シャッター速度
- ドライブモード(連写)
- フォーカスモード(AF-C)
- ポジションとアングル
これらを意識することで思うように撮れます!
そして、何よりも大切なことは、何枚も挑戦すること!
どんどんシャッターを切っていきましょう!