こんにちは
モンテです。
皆さんは、ご自身の英語の発音についてどう思われますか?
100%満足している人はあまり居ないでしょう。
この記事を読んで、
「英語の発音って楽しいかも」
と思ってもらえれば、幸いです!
発音記号
発音記号を覚えるメリット
皆さんは、英語の発音記号を見たことがありますか?
学生さんなら単語帳などで目にしたことがあると思います。
例を見てみましょう。
/ɪ̀ntərnǽʃ(ə)n(ə)l/
これは、”international”(国際的な)の発音を記号で表したものです。
「そうそう、何かよくわからない変な記号が出てくるよね〜」
そう思って避けてきた人は少なからずいるでしょう。
しかし、発音記号を覚えることで英語の綴りと発音の関係が分かって
闇雲に覚えるよりも、遥かに効率がよくなります。
「発音記号」とは?
そもそも発音記号とは何なのでしょうか。
今回ご紹介するのは、国際音声学記号(以下、IPA)と呼ばれる記号です。
IPAは、イパではなく、アイピーエーと読んでくださいね(笑)
IPAは、英語に限らず世界で話されている言語の音を表すことのできる記号です。
英語の発音記号(子音)をまとめた表を見てみましょう。
両唇音 | 唇歯音 | 歯音 | 歯茎音 | 後部歯茎音 | 硬口蓋音 | 軟口蓋音 | 声門音 | |
破裂音 | b p | t d | k g | ʔ | ||||
鼻音 | m | n | ||||||
はじき音 | ɾ | |||||||
摩擦音 | θ ð | s z | ʃ ʒ | ŋ | h | |||
破擦音 | tʃ dʒ | |||||||
接近音 | ɹ | j | ||||||
側面接近音 | l |
縦は調音方法(どのように音を出すか)で横は調音位置(どの部位を使うか)を表しています。
今回は簡単なご紹介のみにしますが、
例えば、/p/は肺からの空気を唇で止め、一気に破裂させて発音する音です。
練習は必要ですが、調音方法と調音位置がわかるだけでも感覚でやるよりイメージが湧きますよね。
ちなみに、英語の辞典等に載っているものはこの表をもう少し簡略化したものになります。
発音記号がわかるおすすめサイト
「発音記号の大切さは何となく理解できたけど、どうやって学べば良いの?」
そんな方におすすめなサイトをご紹介します。
Rachel’s English
個々の発音のみならず、イントネーションなど様々なアメリカ英語の発音のコツを教えてくれます。
説明が英語で聴き取れないという方は字幕を付けてみてみましょう。
Wikipedia
ウィキペディアは意外と学術の分野ではしっかりと情報が載っていて便利です。
それぞれの記号の発音が聞けるので、とてもわかり易いですね。
東京外国語大学言語モジュール
東京外国語大学の言語モジュールは、それぞれの発音の音声が図とともに載っているので、
発音記号を覚えるのにはもってこいのサイトです。
これが無料で使えて良いのだろうかと思うほど便利なサイトです。
発音記号の入力方法
最後に、発音記号の入力についてご紹介します。
「発音記号って入力するのめんどくさい…」
英語の発音に携わる方なら一度は経験する悩みだと思います。
Wordで特殊記号から入力するのはとてもめんどくさいですし、
ウィキペディアからコピーするのも手間がかかる。
そんなときに便利なのはこちらのサイトです。
発音記号に特化したキーボードで、英語の発音記号はもちろん、
言語に合わせたキーボードを用意してくれています。
これは本当に便利です!!
まとめ
今まで発音記号を避けてきた人も、これを機にしっかりと発音記号を学ぶことで、
英語の発音が楽しく、そしてわかりやすくなります!
発音の練習方法については、こちらの記事も参考にしてくださいね。