突然ですが、
英語を学びなおしたいと思ったら何をすればよいのでしょうか。
文法をイチからやり直すというのも手だとは思いますが、
そもそも多くの人がつまずくポイントは、
「英語のモチベーションが続かない…」
ということだと思います。
英語学習頑張っているつもりだけど、なかなかTOEICとかで点数とれないし…
なんかやる気なくなってくるよね。
確かに。点数が伸びないとやる気起きないよね。
そんなときは、楽しんで英語に触れるのも大事だよ!
机に向かいテキストとにらめっこしながらペンを動かすのも良いですが、
そればかりではモチベーションも長続きしません。
耳で音楽を聴きながら口を動かして楽しく学びませんか?
ということで、今回は英語のプロが教える英語学習におすすめな洋楽5選です。
Top of the World ― Carpenters
まず始めにご紹介するのは、CarpentersのTop of the Worldです。
これは、日本でもCM等でよく使われている音楽なので、聴いたことがある方は多いと思います。
この曲の良いところは、やはりキレイな発音です。
ボーカルのカレンの発音はキレイなアメリカ英語の発音で、発音の教科書にしたいほどです。
一つ一つの単語を丁寧に発音しているので、英語初心者でも聴き取りやすいのもいいですよね。
私は中学生のころ、数え切れないくらいCDで聴いていました。
「こんな風に英語話したい!」と思ったのもこの曲です。
The Sound of Silence ― Simon & Garfunkel
次に紹介するのはSimon & GarfunkelのThe Sound of Silenceです。
この曲は、英語学習がどうこうと言う前に素晴らしい曲です。
二人の奏でるハーモニーは、ボーカルとギターだけで
これほどに美しい曲があるのかと思わせてくれるほどです。
英語の観点から言えば、音のつながりが美しいので、
自然な英語のリズムを身につけるにはもってこいです。
私は、”And in the naked light, I saw…”の部分がなかなかうまく歌えずに
何度も聴き返していたことを覚えています。
Let It Be ― The Beatles
次は知らない人はいないThe Beatlesの名曲、Let It Beです。
この曲も、音のつながりはもちろん、英語の文法を勉強するのにも適しています。
タイトルでもあるLet It Beは、レット・イット・ビーではなく、レリビーと発音しますよね。
When I find myself in times of trouble, ….のようにWhen〜というのが多いのでとてもわかり易いです。
またスピードもゆっくりなので歌いながら英語の学習するのにはベストですね!
Piano Man ― Billy Joel
続いて紹介するのは、Billy JoelのPiano Manです。
この曲は、酒場で出会った人々の説明をしていく曲となっており、
人や物事を説明する表現を学ぶのにはもってこいです。
もちろん、音楽的な魅力は言うまでもありません。
Yes, they’re sharing a drink they call loneliness. But it’s better than drinkin’ alone.
(彼らは孤独という名の酒を分け合っている。でも独りで飲むよりマシさ。)
Piano Man ― Piano Man (日本語訳:モンテ)
なんてオシャレな言い回しなんでしょう。
バーで演奏しているピアノ弾きと客の雰囲気が伝わってくる素敵な曲です。
My Heart Will Go On ― Celine Dion
最後に紹介するのは、Celine DionのMy Heart Will Go Onです。
この曲といえば、タイタニックですよね。
タイトルのMy Heart Will Go Onのgo onは、「〜し続ける」という意味で、
「あなたのことを思う気持ちは変わらない。ずっと続いていく。」
という解釈ができると思います。
歌い出しを少しだけ見てみましょう。
Every night in my dreams, I see you, I feel you. That is how I know you go on.
毎晩夢の中で、あなたに会って、あなたを感じる。そうやってあなたは私の中で生き続ける。
My Heart Will Go On ― Celine Dion(日本語訳:モンテ)
ここでもgo onが出てきていますね。
一つ一つ丁寧に歌詞を噛み締めていくと、歌詞に込められた思いを感じることが出来ます。
まとめ
洋楽をとりあえずメロディだけ楽しんでいた方も、
これを機に好きな洋楽を使って英語学習してみませんか?
まずは洋楽を聴いて、英語を楽しむところから始めてみましょう。